国内事例
全国のサーキュラーエコノミー実践事例を、CE専門メディアの公式RSSから自動収集しています。各記事の著作権は出典元に帰属します。
2件をコピー:
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/10/13
インドで見えた、世界のサーキュラーエコノミーのいま。DPP、EPR、重要原材料から捉える、脱資源依存への道【WCEF2026レポ#1】
インドで開催されたWCEF2026から見えた、世界のサーキュラーエコノミーの最新動向
2026年9月にインドで開催された世界最大級のサーキュラーエコノミー国際会議「WCEF2026」では、議論の焦点が「ビジネスモデル」から「資源安全保障」へと大きくシフトしていることが明らかになった。脱炭素化・デジタル化に伴う重要原材料への依存集中が新たな課題として浮上している。
会議概要
項目 内容 開催日 2026年9月15日〜18日 開催地 インド・グジャラート州ガンディーナガル 参加者 55か国以上から3,000人超 登壇者 130人以上 セッション構成 プレナリー4つ、パラレルセッション16、アクセラレーターセッション(2日間) 主要な論点
1. 資源依存の構造変化
- 世界の天然資源採取量は過去50年で3倍以上に増加
- 2060年までにさらに約60%増加の見込み
- 資源採取・加工が温室効果ガス排出の半分超、生物多様性損失・水ストレスの大部分に関与
- 高所得国は低所得国の6倍の資源を消費、10倍の気候影響を生成
2. 重要原材料をめぐる議論の変遷
過去3年間のWCEFにおける重要原材料セッションのタイトル変化が、議論の焦点移動を象徴している:
- 2024年: 「サーキュラー・ビジネスモデルは重要原材料にどう対応できるか」
- 2025年: 「責任ある重要鉱物のライフサイクルによって、公正なエネルギー移行を加速する」
- 2026年: 「原材料への依存から資源安全保障へ:重要原材料のための循環戦略」
3. 新たな依存構造の出現
脱炭素化・デジタル化により、化石燃料依存から金属・鉱物依存へシフト:
- 銅、リチウム、ニッケル、コバルト、黒鉛、レアアースなどへの需要増大
- 主要エネルギー鉱物の精製供給の伸びの4分の3以上を、各市場の最大供
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/06/04
EUの循環経済は、経済安保へ。迫る「サーキュラーエコノミー法」公表に向けた最新議論【ECESP年次会議・現地レポ】
2026年4月22〜23日にブリュッセルで開催されたEU最大級の循環経済政策対話「ECESP年次会議」の現地レポート。欧州委員会が2026年第3四半期に公表予定の「循環経済法(CEA)」を目前に、サーキュラーエコノミーが環境政策から経済安全保障の中核へ位置づけを変えつつある。
- レッタ元イタリア首相が基調講演で「循環経済なくして戦略的自律性はない」と発言。各国の解釈裁量が残る「指令」から統一的な「規則」への転換を主張
- 欧州委DG環境総局長はCEAの役割を4点に整理: ①循環経済のメインストリーム化、②需要が生まれにくい分野での市場創出、③リサイクル産業の原料確保、④重要原材料の戦略的自律性強化
- 「End of Waste(廃棄物終了)基準」の加盟国間調和が二次原材料市場形成の前提に
- 産業界からはノルウェーのヒュドロが登壇。同社は年間約100万トンの再生アルミを生産
EUの規制動向は再生材利用義務など日本企業にも波及するため、CEA公表までの議論の行方が注目される。