国内事例
全国のサーキュラーエコノミー実践事例を、CE専門メディアの公式RSSから自動収集しています。各記事の著作権は出典元に帰属します。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/10/16
【後編】冗長性が循環を民主化する。竹中工務店が描く、アジアらしい循環型建築の未来とは?
竹中工務店が提唱する「サーキュラーモデル2050」では、従来の「無駄を削ぎ落とす」設計思想を転換し、部材の次の用途を見据えた「冗長性」を重視する。例えば、仮設事務所の3階用鉄骨は1階でも使えるよう余裕を持たせており、柱を太めに設計すれば将来は梁に転用できる可能性が生まれる。
主な特徴
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更新を前提とした建築
数年単位で家具・設備・内装を改修し、テナントのニーズに応じて吹き抜けや増減築も可能。姿を変えながらカスタマイズできる。 -
資産価値の維持・向上
従来は竣工時が最高値で経年劣化するが、本モデルでは躯体を長期利用し、什器・内装更新で価値が増し続ける「経年美化」を目指す。 -
環境負荷の大幅削減
一般的な鉄骨造と比較し、WLC(ホールライフカーボン)を第1世代で60%、第2世代で80%削減(竹中工務店試算)。
設計思想の転換
従来の建築 サーキュラーモデル2050 必要最小限の部材寸法 次の用途を見据えた余裕ある寸法 減価償却前提 更新・カスタマイズで価値向上 スクラップアンドビルド サーキュラーデザインビルド® 「美的感覚と資源の使い回しやすさの線引きが違う」(横山氏)という指摘が示すように、設計者の価値観そのものの見直しを迫る取り組みとなっている。
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- IDEAS FOR GOOD発表 2026/10/16
【前編】都市鉱山としての建築。竹中工務店が描く、循環型建築の未来「サーキュラーモデル2050」
竹中工務店が「サーキュラーモデル2050」を策定、建物全体を循環させる設計思想を提示
竹中工務店の設計部が、建物の骨格そのものを循環させる「サーキュラーモデル2050」を策定した。グループ企業のテナントオフィス兼工場計画(後に中止)をきっかけに、若手設計者・技術者が「廃棄物を出さない建築」を目指して検討した内容をコンセプトブックにまとめたもの。一部アイデアは2027年の国際園芸博覧会(横浜)の木造仮設事務所で実装される。
背景
- 建設業界は世界のCO2排出の約3割を占める
- 2060年までに世界の資源利用量は2倍に増加すると予測
- 欧州では「Buildings as Material Banks(素材の銀行としての建造物)」や「アーバンマイニング(都市鉱山)」の概念が浸透
サーキュラーモデル2050の特徴
項目 内容 外周部 メンテナンス用テラスを配置 構造 乾式で解体可能な設計 基礎 地中の杭まで引き抜いて次の建物に再利用可能 設計思想 建物が長く使われ続け、最小限の資源でつくられ、将来解体して転用できる 策定プロセス
- 欧州の先進的な設計事務所・環境コンサル・建材メーカーへのヒアリング
- 建設業界外のメーカーとの勉強会
- 都心部近郊の中間処理施設での廃棄物調査
担当者: 横山大貴氏(建築設計)、海野玄陽氏(環境設計)、森唯人氏(構造設計)、軽部達也氏(設備設計)、鹿嶋渉氏(環境設計)
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/10/13
インドで見えた、世界のサーキュラーエコノミーのいま。DPP、EPR、重要原材料から捉える、脱資源依存への道【WCEF2026レポ#1】
インドで開催されたWCEF2026から見えた、世界のサーキュラーエコノミーの最新動向
2026年9月にインドで開催された世界最大級のサーキュラーエコノミー国際会議「WCEF2026」では、議論の焦点が「ビジネスモデル」から「資源安全保障」へと大きくシフトしていることが明らかになった。脱炭素化・デジタル化に伴う重要原材料への依存集中が新たな課題として浮上している。
会議概要
項目 内容 開催日 2026年9月15日〜18日 開催地 インド・グジャラート州ガンディーナガル 参加者 55か国以上から3,000人超 登壇者 130人以上 セッション構成 プレナリー4つ、パラレルセッション16、アクセラレーターセッション(2日間) 主要な論点
1. 資源依存の構造変化
- 世界の天然資源採取量は過去50年で3倍以上に増加
- 2060年までにさらに約60%増加の見込み
- 資源採取・加工が温室効果ガス排出の半分超、生物多様性損失・水ストレスの大部分に関与
- 高所得国は低所得国の6倍の資源を消費、10倍の気候影響を生成
2. 重要原材料をめぐる議論の変遷
過去3年間のWCEFにおける重要原材料セッションのタイトル変化が、議論の焦点移動を象徴している:
- 2024年: 「サーキュラー・ビジネスモデルは重要原材料にどう対応できるか」
- 2025年: 「責任ある重要鉱物のライフサイクルによって、公正なエネルギー移行を加速する」
- 2026年: 「原材料への依存から資源安全保障へ:重要原材料のための循環戦略」
3. 新たな依存構造の出現
脱炭素化・デジタル化により、化石燃料依存から金属・鉱物依存へシフト:
- 銅、リチウム、ニッケル、コバルト、黒鉛、レアアースなどへの需要増大
- 主要エネルギー鉱物の精製供給の伸びの4分の3以上を、各市場の最大供
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/10/08
「設計してから素材を探す」をやめてみた。ロンドンの循環型建設ハブ・Tipping Point Eastが試す、逆転の設計
ロンドン東部で2026年1月に稼働を開始した循環型建設ハブ「Tipping Point East」は、廃棄予定の建材を回収・加工し、必要な人へ橋渡しする拠点として、建設業界のサーキュラーエコノミー実践を支援している。運営は3つの団体(Yes Make、Material Cultures、RESOLVE Collective)が共同で行い、「設計してから素材を探す」のではなく、既存素材を起点に設計する逆転の発想を実践している点が特徴だ。
施設概要
項目 内容 所在地 ロンドン東部ニューアム区ロイヤルドックス 敷地面積 7,000平方メートル 契約形態 ミーンホワイル・ユース(一時利用契約) 契約期間 5〜7年(期限後は住宅・商業施設開発予定) 目標 5年間で最低1万5,000トンの建材を埋立から転用 設立年 2025年
運営団体の役割
- Yes Make: 解体現場から建材を回収・仕分けし、必要な人へ届ける/自ら建築物を制作
- Material Cultures: バイオベース・低炭素素材の設計研究、政策活動、建設業界への技能訓練を実施
- RESOLVE Collective: アート・建築・エンジニアリング分野での活動(詳細は原文に記載なし)
実務への示唆
従来の「設計→素材調達」ではなく、既存の廃材を起点に設計を組み立てるアプローチは、建材の地域内循環や埋立削減に直結する。鹿児島県でも解体現場や公共施設改修時の建材ストックを可視化し、設計段階から活用する仕組みづくりが有効と考えられる。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/09/16
【9/25オンライン開催】Refuturing: 循環型ビジネスモデルを経済合理的にするには?最新事例とケーススタディから考える
循環型ビジネスモデルの経済合理性を、海外最新事例とケーススタディから探るオンラインイベントが2026年9月25日に開催される。Allbirds売却やMUD JEANS破産など、循環型ビジネスの経済的困難が顕在化する中、企業がどう持続可能な循環型ビジネスを構築できるかを議論する。
イベント概要
項目 内容 日時 2026年9月25日(金)19:00-21:00 形式 オンライン(Zoom配信) 定員 30名(先着順) 言語 日本語 参加費用
区分 金額 一般 2,000円 ニュースレター登録者 1,500円 Circular Economy Hub 読者会員 1,000円 Circular Economy Hub コミュニティ会員 無料 学生(大学院生除く) 1,000円 プログラム内容
- 循環型ビジネスモデルの類型と顕在化している課題
- 経済的困難が生じる構造的要因の分析
- 具体的解決策とケーススタディ紹介
- 法規制、サーキュラーファイナンス、循環会計、文化創造など関連テーマ
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/09/11
【9月14日〆切 】京都市「サーキュラービジネスデザインスクール京都 2026」アドバンスド講座参加者募集中
京都市が2026年10月から12月にかけて、サーキュラーエコノミーの事業化を目指す実践型プログラム「アドバンスド講座」を開講します。専門家のメンタリングを受けながら、循環型ビジネスモデルの設計からプロトタイピングまで取り組める内容です。申込締切は2026年9月14日。
対象者
- サーキュラーエコノミーをテーマとする事業・製品・サービス開発に取り組みたい方
- 既存事業のブラッシュアップや他社連携を模索している企業・個人事業主
- サーキュラーエコノミーの基礎知識を持つ方(ベーシック講座受講は必須ではない)
プログラム概要
回 日時 テーマ 講師 第1回 2026年10月8日(木)18:00〜21:00 循環型システムデザインWS 宮原伸朗氏(アミタ株式会社 代表取締役社長) 第2回 2026年10月22日(木)18:00〜21:00 循環型ビジネスデザインWS 安居昭博氏(Circular Initiatives&Partners株式会社 代表) 第3回 2026年11月5日(木)18:00〜21:00 循環型製品・サービスデザインWS 木下浩佑氏(FabCafe Kyotoブランドマネジャー)、田房夏波氏(株式会社Commoning Studio 代表取締役) 成果発表会 2026年12月中旬 13:00〜18:00 最終成果発表・交流会 一般公開・オンライン同時開催 支援体制
- メンター:京都市内を中心に活動する専門家が参加者2名につき1名担当
- サーキュラービジネスアドバイザー:全国で活動する実践者・専門家が参加者4名につき1名担当
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/09/02
「サーキュラーエコノミーはお金にならない」をどう越える?スウェーデン・RISEに学ぶ、“失われた価値”を事業に戻す方法
スウェーデンの政府系研究機関RISEが、サーキュラーエコノミーを「研究」から「事業」へつなぐ実践的な支援体制を構築している。同国では年間約10兆円相当の経済価値が活用されずに失われており、この「バリューギャップ」を企業の事業機会に変える取り組みが進む。
RISEの特徴と支援体制
組織の位置づけ
- スウェーデン政府所有の独立研究機関
- 基礎研究と産業実装の橋渡し役
- 素材・製造・デジタルなど幅広い技術インフラを保有
- 公的研究プロジェクトと企業からの直接依頼の両方に対応
Circular Business Labの仕組み
- 2023年設立の会員制共創プラットフォーム
- 企業が循環戦略や課題を持ち込み、継続的に参加
- 民間資金と公的研究資金を組み合わせた支援が可能
- 短期的に採算が合わない移行期の事業開発を支える
実務担当者への示唆
「優れた研究論文があっても、それだけで社会は動きません。企業と一緒に手を動かし、実際の行動につなげる場所が必要でした」(ダールマン氏)
循環型ビジネスは初期段階で採算確保が難しく、規模拡大にも時間を要する。公的資金と民間資金の組み合わせ、継続的な伴走支援が移行の鍵となる。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/08/21
【8/31オンライン開催】Refuturing: コンヴィヴィアルな循環型未来へ。関係性を変容させる「バウンダリーオブジェクト」をどうデザインする?
イベント要約
サーキュラーエコノミー実現に不可欠な「異なる組織・立場をつなぐパートナーシップ」をどう構築するか。「バウンダリーオブジェクト」という社会学の概念を用いて、関係性そのものをデザインする視点を学ぶオンラインイベント。
開催概要
項目 内容 日時 2026年8月31日(オンライン) 主催 IDEAS FOR GOOD / Circular Economy Hub 編集部 対象 サーキュラーエコノミーのパートナーシップ構築に関心がある実務者、産官学民連携・動静脈連携に課題を持つ方 参加費 不明
イベントの狙い
- バウンダリーオブジェクト(異なる立場の人が各自の文脈で解釈できる媒介物)の視点から、サーキュラーエコノミーを捉え直す
- 素材・製品ではなく関係性をデザイン対象とすることで、環境・社会・経済の三方良しを実現する方法を探る
- 海外最新論文、国内外事例、編集部の協働プロジェクト実践例を通じ、抽象概念を実務に活かせるフレームワークへ転換
扱うテーマ
- コンヴィヴィアリティ(共愉的な関係)
- 産官学民連携・動静脈連携における協働の難しさ
- 異なる時間軸・言語・関心を持つステークホルダーをつなぐデザイン手法
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/08/17
地域の「らしさ」が出る、循環型都市への道筋を。横浜開催「アジア太平洋循環型都市フォーラム」担当者が描く、都市をめぐる対話と共創
横浜市が2025年11月に立ち上げた「アジア循環型都市宣言(ACCD)」の署名都市が初めて集う国際フォーラムが、2026年9月3・4日にパシフィコ横浜ノースで開催される。現在7カ国26都市(人口計5,700万人以上)が参加するこの枠組みを通じて、アジアの都市が結束し循環経済への移行を加速させる狙いだ。
フォーラム概要
項目 内容 名称 アジア太平洋循環型都市フォーラム2026(APCCフォーラム) 日時 2026年9月3日・4日 会場 パシフィコ横浜ノース 主催 横浜市(企画担当:政策経営・国際戦略局) 事務局 イクレイ日本 アジア循環型都市宣言(ACCD)の特徴
- 設立時期: 2025年11月、横浜市の呼びかけで発足
- 参加規模: 7カ国26都市、人口5,700万人以上
- 目的: 欧州の「欧州循環型都市宣言」に倣い、アジア版の都市間連携枠組みを構築
- 背景: 一都市では限られる声を束ね、都市政策への支援や開発支援を引き出す
横浜市の考える「都市の役割」
企画担当の谷澤寿和課長は、循環経済における各主体の役割を以下のように整理している:
- 国: 制度・ルールの策定
- 企業: 技術・ソリューションの開発
- 消費者: 市場形成
- 自治体: 実装環境の整備(資源回収、公共調達、実証フィールド提供、市民啓発など)
都市は「環境と経済を両立させる循環経済が実装される舞台」であり、自治体はその環境を作る主体として位置づけられている。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/08/05
【9/3-4開催@横浜】循環型都市移行への道筋を議論する「アジア太平洋循環型都市(APCC)フォーラム」参加者募集中!
2026年9月3〜4日、横浜市がアジア太平洋地域の循環型都市への移行を議論する国際フォーラム「APCC」を初開催します。昨年発足した「アジア循環型都市宣言制度(ACCD)」の26署名都市をはじめ、産学官のリーダーが集結し、具体的な行動計画や政策提言を議論します。
イベント概要
項目 内容 開催日 2026年9月3日(木)〜4日(金) 会場 パシフィコ横浜ノース 主催 横浜市(共同主催:イクレイ日本) 参加費 無料(事前登録制) 形式 対面(一部セッションは後日アーカイブ配信) 言語 英語(日英同時通訳あり、一部日本語のみセッション) 主要プログラム
- プレナリーセッション: 都市・国際機関リーダーがアジア太平洋地域の循環型都市移行の道筋を議論。横浜市の実践やGREEN×EXPO 2027の未来像を発信
- ゼロウェイスト都市セッション: アジア太平洋都市のごみゼロ実践事例・課題を共有
- ビジネス・ファイナンスセッション: 循環経済の国際トレンド、企業取組、公民連携、資源循環インフラ・資金動員を議論
- ACCD関連セッション: 宣言都市の取組状況発表、行動計画、国・国際機関との連携に向けた政策提言を議論
参加登録
公式サイト(https://apcc.city.yokohama.lg.jp/)から申込可能。セッション詳細は順次公開予定。
補足: ACCDは欧州循環型都市宣言の枠組みをアジアで展開するもので、2026年5月末時点で26都市(人口約5,700万人以上)が署名済み。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/07/28
壊れたモノの先にあるものを直す。映画『リペアカフェ』、上映300回の先で見えてきたこと
映画『リペアカフェ』、上映300回で見えた「修理」を通じた地域・企業の変化
IDEAS FOR GOODが制作したショートドキュメンタリー『リペアカフェ』が、2024年10月の公開から約2年で上映300回、累計動員・配信者数1万6,000人超を達成。上映後の対話をきっかけに、企業では修理・メンテナンス業務の価値が見直され、大学では学生主体のアップサイクル企画が誕生、地域では実際に新しいリペアカフェが立ち上がるなど、各地で具体的な実践が生まれている。
作品が目指した変化
監督の瀬沢正人氏(IDEAS FOR GOOD クリエイティブ・ディレクター)は、制作意図を次のように語る:
「サーキュラーエコノミー」という言葉を専門家だけが使う言葉ではなく、より幅広い人たちが共有できる言葉として再定義すること
- 専門用語の壁を越える: 資源循環・カスケード利用など技術的議論が中心になりがちな「サーキュラーエコノミー」を、日々の暮らしに関わる考え方として伝える
- 共通体験の創出: 同じ物語を観た人たちが「自分たちの会社や地域では何ができるか」と話し始めるきっかけに
2年間で見えてきたこと
- 口コミによる自然な広がり: 企業・行政・教育機関・市民団体など多様な場で上映
- 多様な価値の受容: 各地域・企業・行政が、それぞれの立場から「リペアの良さ」「サーキュラーエコノミーの本来の価値」を考察
- 感情的な共鳴: 上映後に涙を流す観客も
背景: リペアカフェは、壊れた家電・服・自転車などを地域住民が持ち寄り、直せる人が手を貸すオランダ発祥の取り組み。モノを捨てずに使い続ける場であると同時に、人と人、地域との関係を結び直す場としても機能している。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/07/17
「加速」よりも「適速」で事業をつくりたい人へ。鎌倉サーキュラーアワードが募集開始
鎌倉市が主催する「鎌倉サーキュラーアワード」が2026年度(第3回)の募集を開始。対象エリアを三浦半島全体に拡大し、テーマも資源循環に加えて「ネイチャーポジティブ」「ワンヘルス」を追加。スタートアップ部門では地域企業の課題解決に取り組む「地域連携部門」と自由提案の「自由応募部門」の2形式で募集し、Under18・Under25・Under35の特別賞も新設した。
募集概要
項目 内容 対象エリア 鎌倉市を含む三浦半島全体(昨年は鎌倉市のみ) テーマ 資源循環(サーキュラーエコノミー)、ネイチャーポジティブ、ワンヘルス 応募資格 年齢・所在地・法人格不問(鎌倉市外からも応募可) 募集部門 市民部門、スタートアップ部門、事業者部門 スタートアップ部門の2形式
- 地域連携部門(Type 1): 三浦半島の地元企業が抱える課題の解決に取り組む
- 自由応募部門(Type 2): 独自の視点で三浦半島に根差した自由な事業プランを募集
新設の特別賞
- Under18特別賞
- Under25特別賞
- Under35特別賞
昨年度(2025年度)の受賞事例
賞 受賞者 事業内容 金賞 株式会社SlowFast 子ども靴の回収・リユース事業 銀賞 日本バイオリファイナリー株式会社 間伐した竹の利活用 銅賞 合同会社クアッガ 湘南地域の食品ロス削減アプリ「トリニコ」 ※いずれも構想段階を超えて実装まで進んでいる
テーマ拡大の背景
実行委員長の田中浩也氏(慶應義塾大学SFC環境情報学部教授)によれば、サーキュラーエコノミーの3原則(①ゴミや汚染を出さない、②資源を高い価値で循環させる、③自然を再生させる)のうち、過去2年間で①②は浸透
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/07/15
【7/30オンライン開催】Refuturing: Stewardship サーキュラーエコノミーは未来をどう預かれるか?循環・充足・脱成長から読み解く欧州最前線
欧州のサーキュラーエコノミー最前線から「成長を前提としない循環」を考えるオンラインイベント
デンマークのデザインフェスと中東欧の脱成長会議という2つの現場を通じて、「資源を循環させれば成長を続けてよいのか」という根本的な問いを議論するオンラインイベントが開催されます。
イベント概要
項目 内容 開催日時 2026年7月30日 形式 オンライン 主催 IDEAS FOR GOOD 編集部 テーマ Refuturing: Stewardship サーキュラーエコノミーは未来をどう預かれるか? 取り上げる2つの現場
1. デンマーク・コペンハーゲン「3daysofdesign」(2026年6月訪問)
- テーマ: "Make This Moment Matter(いま、この瞬間に価値を宿す)"
- 見えてきた価値観: 「より多くつくる」から「意味あるものを残す」への転換
- 実践例: 長く使われる家具、公共空間への投資、素材への責任、修理、クラフト
- キーワード: Stewardship(スチュワードシップ)——未来世代から資源を預かり、よりよい状態で手渡す姿勢
2. ポーランド・クラクフ「中東欧脱成長会議」(2026年6月)
- 正式名称: "Degrowth: bridging green and just in Central and Eastern Europe"
- 背景: 生活費上昇、不安定労働、格差、環境悪化、ウクライナ戦争の影響
- 議論の焦点: グリーンな移行と社会的公正の両立
- 脱成長の定義: 単に経済を小さくするのではなく、何を減らし何を増やすかを民主的に選び直すこと
3つの問いの関係性
概念 問い サーキュラーエコノミー 資源をどう循環させるか サフィシエンシー(充足性) その需要は本当に必要なのか 脱成長 何を増やし何を減らすのか、誰がどう決めるのか
共通する問い: 私たちは未来世代や生態系から何を預かっているのか。どこまでを「投資」の対象に含めるのか。何を「十分
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/07/03
【参加募集】京都市「サーキュラービジネスデザインスクール京都 2026」を開講。実践的・包括的な支援体制に進化
京都市の「令和8年度サーキュラーエコノミーの基盤づくり業務」の一環として、市内事業者等を対象にした「サーキュラービジネスデザインスクール京都 2026」が開講される(運営受託: アーティクル株式会社)。
項目 内容 期間 2026年8月6日〜12月(予定) 構成 ベーシック講座 全3回/アドバンスド講座 全3回+成果発表/事業化支援プログラム(2社)/交流会 対象 京都市内の企業・個人事業主、市内大学等の学生・研究者ほか 参加費 無料 申込 ベーシック・事業化支援: 2026年7月2日〜7月22日17時/アドバンスド: 8月24日〜9月14日17時 令和7年度は市内20事業者が全6回を完走。令和8年度は事業化支援の新設など、循環型ビジネスモデルの創出から事業化まで支援体制を拡充している。自治体主導のCE人材育成プログラムの参考事例。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/06/23
脱炭素市場は「誰の」未来を支えるのか。再エネと平和をつなぐ米NGOの挑戦
紛争リスクの高い脆弱国で再生可能エネルギーを「平和構築の手段」として導入支援する米NGO・Energy Peace Partners(EPP)へのインタビュー。
- 対象地域: 低い電化率×高い気候リスク×高い紛争リスクが重なる約25カ国(ソマリア、チャド、南スーダンなど)
- P-REC(平和再生可能エネルギー証書): 国際証書I-RECに内包されるラベルで、紛争影響地域のミニグリッド(太陽光+蓄電池)への資金を呼び込む仕組み。サハラ以南5カ国以上で20件の企業取引が成立し、25万人以上が恩恵を受けた
- ディーゼル燃料と木炭が紛争当事者の収入源となる傾向があり、再エネへの転換は紛争資金を断つ効果も持つ
- 国連平和維持活動の現場(難民キャンプ等)のディーゼル発電から再エネへの移行支援も実施
脱炭素市場を平和のための資金調達に活用する金融アプローチが特徴。
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/06/15
【6/25オンライン開催】Refuturing: 生活者をどう巻き込む?花王 × 地域 × 住民でつくるサーキュラーエコノミーの共創モデル
花王のつめかえパック資源循環プロジェクト「リサイクリエーション」を題材に、生活者を巻き込むサーキュラーエコノミー共創モデルを学ぶオンラインイベントの開催告知。
項目 内容 日時 2026年6月25日(火)18:00〜20:00 形式 オンライン(Zoom)、定員30名 参加費 一般2,000円(会員種別により割引あり) - 「リサイクリエーション」は2015年開始。企業連携により難度の高いつめかえパックの水平リサイクルを実現し、回収資源を「おかえりブロック」として地域に還元
- 登壇: 花王でプロジェクトを牽引する研究戦略・企画部の高村玲那氏、宮城県石巻市でのインパクト可視化を担当した三井住友信託銀行の小中洋輔氏
- テーマは資源回収の効率化に不可欠な住民の意識・行動変容と、地域との共創のデザイン
- IDEAS FOR GOOD発表 2026/06/04
EUの循環経済は、経済安保へ。迫る「サーキュラーエコノミー法」公表に向けた最新議論【ECESP年次会議・現地レポ】
2026年4月22〜23日にブリュッセルで開催されたEU最大級の循環経済政策対話「ECESP年次会議」の現地レポート。欧州委員会が2026年第3四半期に公表予定の「循環経済法(CEA)」を目前に、サーキュラーエコノミーが環境政策から経済安全保障の中核へ位置づけを変えつつある。
- レッタ元イタリア首相が基調講演で「循環経済なくして戦略的自律性はない」と発言。各国の解釈裁量が残る「指令」から統一的な「規則」への転換を主張
- 欧州委DG環境総局長はCEAの役割を4点に整理: ①循環経済のメインストリーム化、②需要が生まれにくい分野での市場創出、③リサイクル産業の原料確保、④重要原材料の戦略的自律性強化
- 「End of Waste(廃棄物終了)基準」の加盟国間調和が二次原材料市場形成の前提に
- 産業界からはノルウェーのヒュドロが登壇。同社は年間約100万トンの再生アルミを生産
EUの規制動向は再生材利用義務など日本企業にも波及するため、CEA公表までの議論の行方が注目される。