国内事例
全国のサーキュラーエコノミー実践事例を、CE専門メディアの公式RSSから自動収集しています。各記事の著作権は出典元に帰属します。
- Circular Economy Hub発表 2023/05/01
欧州2040年ビジョン白書、廃棄物枠組み指令の再考を提案。1.5℃目標達成を目指す
欧州の民間団体・企業連合が、EUの廃棄物枠組み指令を見直し、2040年までに循環型経済への移行を加速させる白書を発表した。1.5℃目標達成に向け、資源との関係を根本から再構築する必要性を強調している。
発表主体
以下4団体が共同で白書を発表(作成は英Eunomia Research & Consulting):
- Handelens Miljøfond(民間環境基金、ノルウェー)
- ミンデルー財団(慈善団体、オーストラリア)
- TOMRA(センサー選別ソリューション企業、ノルウェー)
- Zero Waste Europe(非営利法人、ベルギー)
白書の概要
項目 内容 タイトル Reimagining the Waste Framework Directive(廃棄物枠組み指令の再考) 発表時期 2023年5月1日 対象期間 2040年まで 主張 廃棄物枠組み指令を通じた資源との関係再構築が、EUの循環型経済移行に不可欠 注: 抜粋が会員限定記事のため、白書の具体的な提案内容(数値目標・施策詳細など)は不明。
- Circular Economy Hub発表 2023/04/07
【4/26 ハイブリット開催】「サーキュラーエコノミーを促進するトレーサビリティの本質を考える〜情報が変える新しいモノの価値とは?〜」ー Circular X ー
2023年4月26日開催:トレーサビリティとサーキュラーエコノミーの関係を問い直すハイブリッドイベント
Circular Economy Hub主催のオンラインイベント「Circular X」が、トレーサビリティが本当にサーキュラーエコノミーを促進するのか、どのような環境で効果を発揮するのかを問い直す機会を提供する。海外でデジタル製品パスポート(DPP)やCatena-Xなどの動きが加速する中、トレーサビリティの本質を多角的に検討する。
イベント概要
項目 内容 開催日時 2023年4月26日 形式 ハイブリッド開催(オンライン+会場) 主催 Circular Economy Hub テーマ サーキュラーエコノミーを促進するトレーサビリティの本質を考える〜情報が変える新しいモノの価値とは?〜 プログラム構成
前半: 各社の事業・取り組み紹介
後半: 「サーキュラーエコノミー視点で見るトレーサビリティ」をテーマにしたパネルディスカッション登壇者・事例
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住友商事株式会社 非鉄金属原料部 栗山真哉氏
- イスラエルのSecurity Mattersと連携(2022年12月)
- 分子レベルで物質に個別の目印を付ける技術を活用
- 鉱石や製品のサプライチェーン上の生産過程を把握・管理するサービスを目指す
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Removing Microaggression Products Project(パナソニック デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORY 小川慧氏/SOLIT株式会社 代表取締役CEO 田中美咲氏)
- 「生産者のくらしや想い」というパーソナル情報を可視化する独自基準のトレーサビリティ
- 共感から生まれる未来の購入体験を模索
対象: サーキュラーエコノミーやトレーサビリティに関心のある実務担当者
参加費: 不明 -
- Circular Economy Hub発表 2023/01/26
ドイツ、「サーキュラーエコノミー規格ロードマップ」を公表。規格制定に向けて準備へ
ドイツの標準化団体3機関が、サーキュラーエコノミー移行に必要な規格・標準化の方向性を示すロードマップを策定。企業・研究機関・公共部門・市民社会から550人以上の専門家が参加し、環境省が資金提供した。
策定主体と体制
項目 内容 策定機関 ドイツ規格協会(DIN)、ドイツ電気技術委員会(DKE)、ドイツ技術者協会(VDI) 参加専門家 550人以上(企業・研究機関・公共部門・市民社会組織) 資金提供 環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省 公表時期 2023年1月 ロードマップの内容
- サーキュラーエコノミー移行に向けて組織が直面する課題を整理
- 課題解決に必要な規格および標準化の方向性を概説
実務への影響: 今後ドイツでサーキュラーエコノミー関連の規格制定が進む見込み。国際標準化にも影響する可能性があるため、ドイツ市場に関わる事業者は動向注視が必要。
- Circular Economy Hub発表 2023/01/16
「循環型ビジネス」「デジタル」「サーキュラーシティ」…2023年のサーキュラーエコノミーの注目テーマは?
2023年のサーキュラーエコノミー注目テーマ5選
Circular Economy Hub編集部が、2023年に注目すべきサーキュラーエコノミーの5つのテーマを発表。気候変動対策とビジネス推進の両面から、循環型経済への移行がさらに加速すると予測されている。
5つの注目テーマ
テーマ 主な内容 1. 持続可能な循環型ビジネス ・各業態に合った循環型ビジネスモデルのアップデート<br>・サービス化における経済的持続性の追求<br>・RRRDR(リマニュファクチュアリング、リファービッシュ、リペア、直接再使用)の進展 2. 気候変動とCE GHG排出削減に資するサーキュラーエコノミーの側面を、ビジネス戦略や行政施策にどう活かすか 3. デジタルとCE ・GAIA-XやDPPなどのデジタルデータ基盤整備<br>・Web 3.0におけるCEユースケース 4. 国際的な規制・標準化動向 ・EUにおける規制やイニシアチブ<br>・ISO/TC323(サーキュラーエコノミーISO規格)<br>・IFRSサステナビリティ開示基準などを受けた循環型ビジネスのあり方 5. サーキュラーシティ 具体的政策ツールの検証 プラスチック循環の動向
2022年3月の国連環境総会で、2024年内に法的拘束力を持つ汚染対策条約を締結する方針で各国が合意。2023年は交渉が本格化する。生産から廃棄に至るライフサイクル全体での取り組みに焦点を当てる方向性では合意されているが、減産については異なる見解を示す国もあり、交渉の行方が注目される。
- Circular Economy Hub発表 2022/12/09
旭化成、蘭Circulariseに出資。サプライチェーンのデジタルプラットフォーム構築を目指す
旭化成がオランダのCirculariseに出資し、ブロックチェーンとゼロ知識証明を活用したサプライチェーンのデジタルプラットフォーム構築に参画。機密性を保ちながら原料・リサイクル履歴・カーボンフットプリントなどを追跡できる技術の実用化を目指す。
出資の概要
項目 内容 出資者 旭化成、Brightlands Venture Partners(蘭)、4 Impact VC(蘭)、Neste(フィンランド) 出資総額 1100万ユーロ(約15億8000万円) 出資先 Circularise(オランダ、2016年設立) 発表時期 2022年12月 Circulariseの技術と特徴
- Smart Questioning技術: ブロックチェーンと「ゼロ知識証明」を組み合わせた独自技術
- デジタル製品パスポート(DPP): 各企業の機密情報を保護しながら、原料・リサイクル履歴・バイオマス比率・カーボンフットプリント・第三者認証などをサプライチェーン上で追跡可能
- 適用分野: 化学・プラスチック・金属・自動車・電子機器・容器包装・建設など
提携・実証の状況
- 自動車業界アライアンス「Catena-X」に参加
- 旭化成、丸紅、三菱ケミカル、LyondellBasell、Philips、ポルシェ、Trinseoなど多国籍企業と実証展開中
- 欧州委員会はDPPをエコデザイン規則の全対象製品群に適用する方針
旭化成は本出資を通じて、信頼性と透明性を担保したサプライチェーンのデジタルプラットフォーム構築に参画し、サーキュラーエコノミー移行に貢献するとしている。
- Circular Economy Hub発表 2022/12/08
「プラスチック新法」「製品デジタルパスポート」「PaaS」。2022年のサーキュラーエコノミーを3つのキーワードで振り返る
2022年は、プラスチック循環化やデジタル基盤整備など、サーキュラーエコノミーの具体化が進んだ一方、ウクライナ侵攻によるエネルギー・食料価格高騰で先行き不透明感も増した年となった。Circular Economy Hubのアクセス数から、特に注目された3つのテーマを振り返る。
1. EUの法整備:デジタル製品パスポートと新電池規則
持続可能な製品イニシアチブ(SPI)の公表(2022年3月)
構成要素 内容 エコデザイン規則案 食品・医薬品を除くほぼ全製品が対象 デジタル製品パスポート(DPP) ライフサイクルでの価値最大化のカギ 新電池規制案 カーボンフットプリント開示、二次利用・再生材利用の義務化 企業持続可能性報告指令(CSRD) サステナビリティ開示の強化・拡大 - これらは日本を含む域外ビジネスにも大きく影響
- 2023年も引き続き注目度の高いトピック
2. PaaS(製品のサービス化)の多様な領域への展開
- 家具、ファッション、空調などさまざまな領域に広がる
- モノ単体ではなく、コト(サービス・体験)を提供するビジネスモデル
- サーキュラーエコノミー移行の鍵として期待される
- 既存サブスクがサーキュラーエコノミーを目的に再定義する動きも
- 持続可能性の観点では模索中で、ケースバイケースで最適な循環型モデルを検討する必要がある
3. プラスチック新法(記事内で詳細言及なし)
タイトルに挙げられているが、本文抜粋では具体的な内容に触れられていない。
- Circular Economy Hub発表 2022/12/05
建物改修にはサーキュラーエコノミーが必要。英大学の論文、5分野の影響を提示
英シェフィールド大学が、建物改修にサーキュラーエコノミーの考え方を組み込む必要性を論じた論文を発表。脱炭素化に不可欠なエネルギー効率改善の改修工事が、寿命を考慮せず廃棄物を生む可能性を指摘し、技術者・建築家・設計者・建設業者に対してサーキュラーエコノミーのアプローチ導入を求めた。
論文の主張
- 背景: エネルギー効率改善の建物改修は脱炭素化計画に不可欠だが、寿命についてほとんど考慮されていない
- 問題点: 現状の改修工事が廃棄物を発生させる可能性がある
- 提言: 技術者・建築家・設計者・建設業者は、建物改修にサーキュラーエコノミーのアプローチを組み込むべき
論文の対象分野
論文タイトルに「5分野の影響を提示」とあるが、具体的な5分野の内容は抜粋に含まれていない(詳細不明)。
発表: 2022年12月5日
論文タイトル: "Embed circular economy thinking into building retrofit" - Circular Economy Hub発表 2022/11/18
【連載③ 欧州委が発表した「持続可能な製品イニシアチブ」の目的と課題、日本への示唆】一連のパッケージやデジタル製品パスポートが与える影響
【連載③】欧州「持続可能な製品イニシアチブ」が日本企業に与える影響
欧州委員会が2022年3月に発表した「持続可能な製品イニシアチブ(SPI)」とデジタル製品パスポート(DPP)は、EU域内の持続可能な製品市場を確立し、域外企業にも対応を迫る制度設計となっている。日本企業は、製品の持続可能性が新たな競争軸となることや、原料・中間製品市場の縮小リスクに備える必要がある。
主な影響(5つの観点)
1. EU域内の持続可能な製品市場の確立と拡大
- 目的: 環境意識の高いEU市民向けに持続可能性の高い製品市場を確立し、他国に対する優位性を確保
- 日本企業への影響:
- 欧州市場で活動する企業は対応コスト発生が想定される
- 製品選定基準に「持続可能性」が加わり、情報可視化により比較可能に
- 品質で優位でも、持続可能性が低ければ総合評価で劣後する可能性
2. 原料・中間製品メーカーへの影響
- リスク: 回収・リサイクル、RRRDR(リマニュファクチュアリング、リファービッシュ、リペア、直接リユース)の進展により、原料・中間製品の市場機会を逸する可能性
- 事例: 蘭Niagaはカーペット・マットレスの循環化ソリューションとして、DPP「Niaga Tag®」を展開(含有物質・回収場所などを消費者に提示)
3. 炭素国境調整措置(CBAM)との関連
- 記事内で言及されているが、詳細は会員限定部分に記載
4. サステナビリティ開示とサーキュラーエコノミー・気候変動対策の統合化
- 記事内で言及されているが、詳細は会員限定部分に記載
5. 新しいビジネスモデル開拓の促進
- 記事内で言及されているが、詳細は会員限定部分に記載
注: 本記事は連載第3回(最終回)で、会員限定記事のため全文は未公開。日本企業への具体的な示唆や今後の展開予測は会員限定部分に含まれる。
- Circular Economy Hub発表 2022/10/27
電気自動車には循環型経済アプローチが必要。スウェーデンの大学の論文
スウェーデン・ルンド大学の研究者が、電気自動車(EV)の気候変動緩和効果を最大化するには、製造から廃棄までのライフサイクル全体で循環型経済アプローチが不可欠だとする論文を学術誌 Nature Electronics に発表した(2022年10月)。
論文の主な指摘
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EVの可能性と課題
温室効果ガス削減と持続可能な輸送システム実現の手段として有力だが、資源問題の解決にはライフサイクル全体の考慮が必要 -
現状の課題
多くの都市・地域がEV利用を推進しているものの、以下の課題が残されている:- 廃棄物管理規制の整備
- EV用電池の循環利用
- デジタル製品パスポートの導入
実務への示唆
EV普及を進める自治体・事業者は、導入促進だけでなく、使用済み車両・電池の回収・リサイクル体制の構築、製品情報のトレーサビリティ確保など、資源循環の仕組みづくりを並行して検討する必要がある。
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- Circular Economy Hub発表 2022/10/12
蘭Circulariseと米LyondellBasell、デジタル製品パスポートプロジェクトを開始
米化学大手LyondellBasellとオランダのCirculariseが、デジタル製品パスポート(DPP)の実証プロジェクトを開始。Circulariseの追跡ソフトウェアを用いて製品の「デジタルツイン」を作成し、材料・製造企業・環境負荷・リユース/リサイクル可能性などの情報を記録・提供する。
プロジェクト概要
項目 内容 実施主体 LyondellBasell(米)、Circularise(蘭)、他4社 発表日 2022年10月12日 技術 Circulariseの追跡ソフトウェア 目的 循環型経済への移行支援 DPPの機能
- 製品情報の記録: 材料、製造企業、リユース・リサイクル可能性
- デジタルツイン作成: 製品を物理的にデジタル化
- ライフサイクル追跡: 環境負荷の詳細、物理的変化を記録
参加企業: 記事では「企業4社と共同」とあるが、具体的な企業名は抜粋に記載なし(タグにNeste、QCP、Samsonite、Uponorの名前あり)。
- Circular Economy Hub発表 2022/06/08
【連載② 欧州委が発表した「持続可能な製品イニシアチブ」。その意図と課題、日本への示唆】デジタル製品パスポートが意味すること
欧州委が提案する「デジタル製品パスポート(DPP)」の概要と期待される役割
欧州委員会が2022年3月に発表した「持続可能な製品イニシアチブ」の中核となるDPPは、製品の持続可能性・循環性に関する情報をデジタルで紐付けるデータセット。エコデザイン規則の対象製品すべてに適用予定で、既存の紙の説明書を置き換えるのではなく補完する役割を担う。
DPPの基本情報
項目 内容 定義 持続可能性・循環性に関するデジタル情報を製品に紐付けて示すデータセット 対象 エコデザイン規則における対象製品群すべて 含まれる情報 製造元、原材料、部品情報、耐久性、修理可能性、リサイクル性、再生材、廃棄関連、化学物質など 位置づけ 欧州委は「すべてのステークホルダーから概ね賛成を得られている」と評価 DPPに期待される4つの主な役割
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サプライチェーン内の循環性向上
- メーカー、輸出入業者、修理業者、リサイクラーなど各ステークホルダーが製品の循環性を向上
- 再生材利用促進、耐久性・リサイクル率・修理性・リマニュファクチュアリング性の向上
- 情報公開が循環性の高い製品製造の促進剤となる
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(以降の役割は抜粋に含まれず)
注: 分野ごとの詳細要件は今後策定予定。バッテリー分野の「バッテリーパスポート」が先行事例として参照されている。
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- Circular Economy Hub発表 2022/05/19
【連載① 欧州委が発表した「持続可能な製品イニシアチブ」の目的と課題、日本への示唆】持続可能な製品イニシアチブ、5つの目的
欧州委員会が2022年3月に発表した「持続可能な製品イニシアチブ(SPI)」は、ほぼすべての物理的製品(食品・医薬品除く)を対象に、耐久性・修理可能性・再生材含有率などの基準を設定し、EU域内で「持続可能な製品とは何か」を定義づける包括的な制度。従来エネルギー関連製品約30製品群に限られていたエコデザイン指令を「規則」に格上げし、拘束力を強化する。
パッケージの主な構成
- エコデザイン規則案(指令から規則へ格上げ)
- エコデザイン要求事項の設定
- デジタル製品パスポートの導入
- 売れ残り品の廃棄防止
- グリーン公共調達必須要件
- 市場監視の強化
- エコデザインおよびエネルギーラベル作業計画 2022-2024
- サーキュラーファッション戦略
- 建設資材規制の改正案
- グリーンウォッシュを禁止するEU消費者法改正案
産業界への主な要求事項
- 耐久性・再利用性・アップグレード性・修理可能性の促進
- 循環性を阻害する製品、環境負荷物質の規制
- エネルギー・資源効率化、再生材含有率最低基準の設定
- 易解体性、易リマニュファクチャリング性、易リサイクル性の促進
- カーボンフットプリント・環境フットプリントを含むライフサイクル評価、廃棄物抑止・削減
5つの主な目的
目的 概要 1. 2050年カーボンニュートラル目標への貢献 EUグリーンディールの「大義」として明記 2. 循環型ビジネスモデルの開発と促進 不明(本文未掲載) 3. 企業活動におけるコスト抑制 不明(本文未掲載) 4. 消費者のエンパワーメント 不明(本文未掲載) 5. 標準化による世界の持続可能な製品市場形成 不明(本文未掲載)
第一弾対象製品群(候補)
2022年末までにパブリックコメント開始予定
- エコデザイン規則案(指令から規則へ格上げ)