国内事例
全国のサーキュラーエコノミー実践事例を、CE専門メディアの公式RSSから自動収集しています。各記事の著作権は出典元に帰属します。
- Circular Economy Hub発表 2026/10/16
NTTデータとCMPコンソーシアム、製品含有化学物質情報をサプライチェーンで連携するプラットフォームの提供を開始
NTTデータとCMPコンソーシアムが、製品に含まれる化学物質の情報をサプライチェーン全体で安全に共有できるプラットフォーム「CMP」の提供を2026年10月1日に開始した。REACH規則など化学物質規制の強化に伴う再調査の負担を軽減し、将来的には部品リユース情報や再生材料情報にも対象を拡大する。
主な機能
機能 概要 トレーサビリティ管理 取引関係を同一IDで管理・追跡。各社の機密情報を他社に公開せず情報管理が可能 情報伝達 化学物質の成分情報や含有確認情報を指定相手とのみ連携。規制対象物質の追加・変更時の再調査を効率化 実証と参加状況
- 実証期間: 2026年4月から大規模実証を実施
- 参加企業: 想定ユーザー企業やアプリ開発事業者など500社以上
- 対象業界: 自動車、電機・電子、化学品など幅広い業界が賛同
今後の展開
- 2028年目標: 数千社の参加を目指す
- 連携対象の拡大: 製品含有化学物質情報に加え、部品リユース情報、再生材料情報(含有率・純度・由来)へ拡大
- 将来構想: 業界・国境を越えたグローバルな情報連携基盤への発展
技術基盤: IPAの「ODS-RAM」設計モデルを参照し、NTTデータの「バッテリートレーサビリティプラットフォーム」で培った機密保護技術を活用。NEDOの「ウラノス・エコシステム実現事業」の支援を受けて開発された。
- Circular Economy Hub発表 2026/10/15
独TÜV SÜD、バッテリーパスポートのデータ完全性を評価する第三者認証を開始
ドイツの技術検査協会TÜV SÜDが、EU電池規則に対応したデジタルバッテリーパスポート(DBP)のデータ完全性を第三者が検証する独自認証マークを導入。ソフトウェアプロバイダーと製造業者の間で生じていた「保証のギャップ」を埋める仕組みを市場に提供する。
認証の概要
- 認証主体: TÜV SÜD(ドイツの技術検査協会)
- 対象: EU電池規則に対応したデジタルバッテリーパスポート(DBP)
- 目的: ソフトウェアプロバイダーと製造業者間の「保証のギャップ」解消
- 発表日: 2026年10月8日
背景
EU電池規則では、バッテリーのライフサイクル全体にわたるデータをデジタルパスポートとして管理することが求められている。しかし、データの正確性や完全性を誰が保証するかという点で、ソフトウェア提供者と製造業者の間に責任の所在が不明確な領域(保証のギャップ)が存在していた。
実務への影響
第三者認証により、バッテリーパスポートのデータ品質が客観的に担保され、EU市場でのコンプライアンス対応がより確実になる。
- Circular Economy Hub発表 2026/10/06
ゴールドウイン、循環型プロジェクト「サーキュラーアクション」始動。DPPを導入
ゴールドウインが、使用済みウエアをリペア・アップサイクルで再生する「サーキュラーアクション」を始動。第1弾として、フリースタイルスキー・モーグル日本代表チームの実使用ユニフォームを回収し、トートバッグやポーチなど7種類の製品に再生する。デジタルプロダクトパスポート(DPP)を導入し、製品タグの二次元バーコードから製品の来歴・着用選手・CO2排出量・リペア窓口などを確認できる仕組みを実証する。
プロジェクト概要
- 対象製品: モーグル日本代表チームの実使用ユニフォーム(2018-19シーズン以降提供分)
- 再生製品: トートバッグ、サコッシュ、ヘルメットケース、ゴーグルケース、ポーチ、巾着など全7種類
- 販売期間: 2026年10月15日〜25日(数量限定)
- 販売場所: GRAVITY KANDA(東京都千代田区)
- 特別イベント: 10月14日に堀島行真選手(2026年ミラノ・コルティナ五輪メダリスト)のトークセッション開催
DPP(デジタルプロダクトパスポート)の機能
製品タグの二次元バーコードから以下の情報を確認可能:
- アップサイクル前の製品情報・着用アスリート
- 再生の背景・CO2排出量などの環境情報
- ケア方法・リペアサービス窓口
- 再利用・回収に関する情報
実務への影響: 今後アパレル業界で導入が進むDPPの実証事例として、製品の来歴や価値を生活者と共有する新たなコミュニケーション手法を検証。同社はCYKLUS・NTTドコモビジネスのDPP共同PoCにも参画中。
その他のポイント
- 設計思想: ウエア本体だけでなくフードや各パーツも可能な限り活用し、廃棄を抑制
- 一点物: 使用済みユニフォームを素材とするため、色柄・仕様は製品ごとに異なる
- 売上の一部: 全日本スキー・スノーボード連盟(SAJ)に寄付し、アスリート活動支援に活用
- 背景課題: 気候変動による雪不足が競技環境・アスリートの活動機会に影響
- Circular Economy Hub発表 2026/10/06
自動車業界の「マスバランス」の認識統一へ。米NPO、ガイダンスを公表
米国の自動車業界環境NPO「Suppliers Partnership for the Environment(SP)」が、ケミカルリサイクル等で用いられるマスバランス方式の割り当てルールを統一するガイダンスを公開した。自動車バリューチェーン全体で再生材の扱い方や情報伝達の一貫性を高め、高度リサイクル技術の導入を円滑にすることが目的。
背景と目的
- ケミカルリサイクルなど高度リサイクル技術への関心が高まるなか、マスバランス方式の理解にばらつきがあった
- 自動車メーカー・サプライヤー間で再生材の割り当て方法や情報伝達の基準を統一し、透明性を向上させる
ガイダンスの概要
項目 内容 対象 高度リサイクル自動車プラスチック 方式 マスバランス方式による割り当て 公表主体 Suppliers Partnership for the Environment(米NPO) 狙い バリューチェーン全体での認識統一・情報伝達の一貫性向上
実務への影響
- 自動車部品メーカーや素材サプライヤーが再生材含有率を算定・報告する際の共通基準として活用可能
- 欧州のELV規則など国際的な再生材含有率目標への対応を見据えた動き
- Circular Economy Hub発表 2026/09/29
欧州委、欧州電池規則のリサイクル・材料回収目標を「妥当」と結論、次回評価は2031年
欧州委員会が欧州電池規則に基づくリサイクル効率・材料回収目標を評価し、現行水準を維持する方針を示した。次回評価は2031年に実施される見込み。
評価の概要
評価日: 2026年9月11日
結論: 現行のリサイクル効率および材料回収目標は引き続き妥当評価対象
- 技術面: 電池技術の発展状況
- 資源面: 以下の主要原材料の現在および将来の供給可能性
- コバルト
- 銅
- 鉛
- リチウム
- ニッケル
制度の背景
欧州電池規則では、市場動向、技術変化、主要原材料の入手可能性、科学技術の進展を踏まえ、欧州委員会が定期的に目標の見直しの必要性を評価することが定められている。
注: 具体的な目標数値、次回評価の詳細スケジュール、評価に用いた具体的データについては、原文抜粋に記載がないため不明。
- Circular Economy Hub発表 2026/09/29
日立、AIで再生プラの品質評価、劣化診断の開発。内閣府SIPで業種横断の再生材活用めざす
日立製作所が内閣府SIP第3期で、AIを活用した再生プラスチックの品質評価・劣化診断技術を開発する。製造ラインのセンサーデータから品質ばらつきを予測し、業種横断での再生材活用を実現する狙い。
背景・目的
- 欧州ELV規則: 2036年9月以降の新型車はプラスチックの25%以上を再生材とすることが義務化
- 課題: 回収元や製造工程により再生プラの品質にばらつきが発生。従来の抜き取り検査では全体把握が困難
- 目標: 自動車・家電など異業種由来の再生材を、品質に応じて適材適所で活用
開発技術(3つの柱)
技術 内容 品質評価AI 製造条件・インラインセンサーデータから品質ばらつきを予測。ロット内を網羅的に評価 劣化診断AI オフライン分析データから劣化状態・品質変動要因を解析。評価AIへフィードバックしモデル高度化 ソーティング 両AIの結果を活用し、品質・特性に基づき再生材を分類・用途別に振り分け 推進体制
- 東北大学・NIMS: 放射光施設での詳細分析、劣化・ばらつきメカニズム解明
- 日立: インライン計測システム開発、フィジカルAI活用の評価・診断技術開発(NIMSと共同)
- 相田商会: 実環境でのデータ取得・技術実証
スケジュール
- 2026〜2027年度: 品質評価AIの開発・精度検証
- 2027年度以降: 劣化診断AIの開発
- 対象: まず工場内製造工程由来の再生材、将来的に使用済みプラ由来へ拡大検討
- Circular Economy Hub発表 2026/09/25
UPDATER、繊維・アパレル向け「サーキュラートレーサビリティ」サービスの最新版提供開始
株式会社UPDATERが、繊維・アパレル産業向けに製品の生産から廃棄・再資源化までをブロックチェーンで記録・証明する「TADORi CHAiN」の正式版を2024年9月4日に提供開始した。欧州のデジタルプロダクトパスポート(DPP)義務化を見据え、国内外のアパレルブランドやサプライヤーが導入・実証を進めている。
サービスの主な機能
項目 内容 トレーサビリティ 原材料・製造から修理・リユース・リサイクルまでを一元管理 真贋証明 所有者・ブランド・製品パスポートの3点一致で複製・なりすまし防止 GHG算定 GHGプロトコル製品算定基準に沿い、Scope3含む排出量を製品・ロット単位で可視化 DPP対応 欧州ESPR委任規則を見据えた製品情報の一括登録・管理機能 導入実績
- 国内: YOKE、ARCH&LINE、BLINDMAN TOGS など
- 海外展開: Sustainable Mongolia など海外輸出・取引のあるブランド・サプライヤー
背景
欧州エコデザイン規則(ESPR)により、繊維・アパレル製品を含む対象製品にDPPによる情報開示が段階的に義務化される見込み。具体的要件は今後の委任規則で確定するが、2026年8月時点の欧州委員会準備調査をふまえた設計となっている。
- Circular Economy Hub発表 2026/09/17
非常災害廃棄物の処理迅速化へ政令閣議決定。廃棄物処理法等改正法の施行に伴い再委託やアセス特例基準を整備
大規模災害時の廃棄物処理を迅速化する政令が閣議決定。再委託の特例緩和や仮設施設の手続簡素化により、災害ごみの撤去遅延を解消へ
環境省は2026年9月11日、改正廃棄物処理法の施行に伴う政令を閣議決定した(9月16日施行)。能登半島地震等で課題となった災害ごみの処理遅延に対応するため、平時の規制を特例緩和し、迅速な処理体制を構築する。
主な改正内容
項目 内容 実務への影響 再委託・再々委託の基準整備 自治体・一次事業者で対応困難な災害廃棄物について、再委託・再々委託まで可能とする具体的基準を整備 広域の民間静脈産業ネットワークを活用した迅速処理が可能に 生活環境影響調査の省略 仮設処理施設(廃プラ切断、紙・繊維等の破砕・切断、コンクリート破片の分別など指定方法)の届出時、調査結果書類の添付を省略可能に 仮設破砕・選別プラントの開設スピードが大幅向上 最終処分場指定の更新期間 非常災害廃棄物用の最終処分場設置者の指定更新期間を「5年」と規定 中長期的な処分計画と管理体制が明確化
背景
近年の激甚災害では、平時の廃棄物処理法による規制が災害ごみの撤去遅延や被災現場の復旧遅れを招いていた。今回の政令は、国会で成立した改正廃棄物処理法(令和8年法律第43号)の施行に必要な委託基準や手続の特例を具体化したもの。
なお、環境省は施行令改正案について2026年7月24日~8月23日に実施した意見募集の結果も公表している。
- Circular Economy Hub発表 2026/09/15
焼却施設の多くが炭素コストを免れる可能性。EUの新制度にZWEが警鐘
EU排出量取引制度(EU ETS)に2031年から都市ごみ焼却が追加される予定だが、Zero Waste Europe(ZWE)の分析によれば、地域熱供給を行う廃棄物発電施設は2040年まで無償割当が続くため、多くの焼却施設が実質的に炭素コストを負担せずに済む可能性がある。
制度の概要
- 対象: 都市ごみ焼却施設(プラスチックなど化石由来廃棄物の燃焼によるCO2排出)
- 開始時期: 2031年
- 費用負担の原則: 排出量に応じた費用負担
問題点
無償割当による抜け穴
- 地域熱供給を行う廃棄物発電施設は2040年まで無償割当が継続
- 多くの焼却施設が実際のコスト負担を免れる可能性
実務への影響
この制度設計では、焼却からリサイクル・リユースへの移行を促す経済的インセンティブが十分に機能しない恐れがある。EU域内で事業展開する企業は、今後の制度見直しの動向に注意が必要。
- Circular Economy Hub発表 2026/09/08
SuMPO「第9回SXアワード」発表。白鶴酒造『サケ炭』アップサイクルなど20件が受賞。SuMPO「第9回SXアワード」発表。「3つの広がり」みられると分析
SuMPOが「第9回SXアワード」の受賞20件を発表。酒造副産物の飼料化や食品ロスプラットフォーム、アルミ水平リサイクルなど、資源循環・異業種連携・複数価値の創出という3つの広がりが特徴的だった。
受賞概要
- 応募件数: 57件
- 受賞件数: 20件(大臣賞5件、優秀賞5件、奨励賞10件)
- 発表日: 2026年9月1日
主な大臣賞受賞取組
賞 受賞者 取組内容 財務大臣賞 白鶴酒造株式会社 清酒製造の処理後活性炭を飼料「サケ炭」にアップサイクル。灘五郷全体での循環型利用を目指す 農林水産大臣賞 株式会社肥後銀行 地域ロス削減プラットフォーム「かせする」。ユーザー約2.5万人、加盟店約480店(2026年3月末時点) 経済産業大臣賞 株式会社フクル アパレルのエコデザインサービス「FiTO」。縫製自動見積りによる過剰生産抑制とリペアサービス、デジタルプロダクトパスポート導入 国土交通大臣賞 大和リース株式会社 リース建築の繰り返し使用を基盤に、外壁パネルのアップサイクル、アルミ建材の水平リサイクルなどを組み合わせた循環モデル 環境大臣賞 プライムプラネットエナジーアンドソリューションズ他3社 電池セル用封口板のアルミスクラップを同一部品用途へ還流させる水平リサイクルを4社連携で社会実装 優秀賞の主な取組
- 株式会社UACJ・東洋製罐株式会社: 飲料缶蓋「EcoEnd™」。リサイクル材使用量増加とGHG排出量約4割削減を両立
- AGC株式会社: 循環蛍石からFluon® PTFEへのフッ素国内循環
- 大成建設株式会社: グリーン・リニューアルZEB
- 川崎CNブランド等推進協議会: 川崎CNブランド及び川崎メカニズム認証制度
- Circular Economy Hub発表 2026/09/01
デンソー、バッテリーパスポートサービスを自社開発で提供開始。欧州電池規則の義務化に対応
デンソーが欧州電池規則の義務化(2027年2月18日施行)に対応するバッテリーパスポートサービスを2026年8月25日に提供開始。EV用・産業用電池のトレーサビリティ管理を支援し、ブロックチェーン技術でデータ改ざんを防止する。
サービス概要
項目 内容 サービス名 DENSO Digital Product Passport Solution for Battery 提供開始 2026年8月25日 対象製品 EV用電池、LMT(軽輸送手段用)電池、容量2kWh超の産業用電池 準拠規格 欧州バッテリーパスレディコンソーシアムのデータモデル 主な機能
- 電池情報の一元管理: 基幹システムやサプライヤーから電池情報を効率的に収集し、製品ごとにバッテリーパスポートを生成
- QRコードアクセス: 利用者が製品のQRコードから電池情報を閲覧可能
- アクセス権限管理: 一般消費者・経済事業者など立場に応じて閲覧可能な情報を制御
- 改ざん防止: 2017年から研究開発してきたブロックチェーン技術を活用し、記録の連鎖的管理で改ざんを困難化
今後の展開
デンソーはエコデザイン規則で求められる電池以外のDPPへの対応も視野に入れ、複数のデータ基盤と連携できる仕組みを構築。将来的には電池以外の製品領域への展開を目指す。なお、同社は自動車・蓄電池トレーサビリティ推進センター(ABtC)の「アプリケーション認証」も取得済み。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/27
EU、包装・包装廃棄物規則が適用開始。全包装のリサイクル可能設計義務化、再生材含有・PFAS使用制限など、包装の循環化加速へ
2026年8月12日、EU域内で包装・包装廃棄物に関する新規則の原則適用が開始された。全包装にリサイクル可能設計を義務化し、再生材含有率の設定やPFAS使用制限などを通じて、包装の循環化を加速させる内容となっている。
規則の目的
- 環境保護
- 人々の健康保護
主な規制内容(推定)
抜粋が会員限定記事のため、以下の項目はタイトルから推測される内容であり、詳細は不明:
項目 内容(推定) リサイクル可能設計 全包装に義務化 再生材含有率 一定比率の使用を義務化(具体的数値は不明) PFAS使用 制限措置(具体的基準は不明) 適用開始日
- 2026年8月12日 に原則適用開始
注: 本記事は会員限定記事のため、規制の具体的な数値基準・適用スケジュール・対象範囲などの詳細情報は抜粋に含まれていない。実務対応には原文の確認が必要。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/26
ドイツの循環型ヘッドランププロジェクト、BMWらが参画。新ELV規則対応へ
ドイツで自動車ヘッドランプの循環型設計を目指す研究プロジェクト「KOLLEKT」が始動。BMWらが参画し、最大300点の部品で構成される複雑なヘッドランプを対象に、リサイクルしやすい製品設計の技術開発を進める。
プロジェクト概要
項目 内容 プロジェクト名 KOLLEKT 対象部品 自動車用ヘッドランプ(最大300点の部品で構成) 参画企業 BMW ほか 実施国 ドイツ 目的
- ヘッドランプの循環型設計実現: 複雑な部品での技術開発を通じて、リサイクルしやすい製品設計を確立
- 応用範囲の拡大: ほかの自動車部品や工業製品にも応用可能な設計手法の開発
- 新ELV規則への対応: 欧州の使用済自動車規則に対応した循環型設計の推進
背景
複雑な構造を持つヘッドランプでの循環型設計の実現により、自動車産業全体のサーキュラーエコノミー移行を加速させる狙い。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/25
EU循環型漁具プロジェクト、海洋ごみ削減に向けた提言。生分解性素材・再生材・DPP・回収インフラなど
EU循環型漁具プロジェクト「SEARCULAR」が海洋ごみ削減に向けた4本の政策提言を公表
EUの循環型漁具プロジェクト「SEARCULAR」が、漁具由来の海洋ごみ削減に向けた政策提言書を発表しました。生分解性素材、再生材、デジタル製品パスポート(DPP)、回収インフラなどを含む包括的な提言となっています。
プロジェクト概要
項目 内容 プロジェクト名 SEARCULAR 開始時期 2023年10月 主導機関 AZTI(スペインの研究機関) 参加組織 13組織(独フラウンホーファーUMSICHT、フィンランドVTT技術研究センターなど欧州の研究機関・業界専門家) 提言書数 4本 提言の主要テーマ
- 生分解性素材の活用
- 再生材の利用促進
- **DPP(デジタル製品パスポート)**の導入
- 回収インフラの整備
漁具は海洋ごみの主要な発生源の一つであり、本プロジェクトは欧州の研究機関と業界専門家の連携により、漁業セクターの循環型移行を推進する具体的な政策提言を示しています。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/24
EU、ELV規則が発効。再生材使用や輸出規制など導入
EUの新しい自動車規則「ELV規則」が2026年8月13日に発効し、2028年9月1日から原則適用開始。再生材使用義務や輸出規制などを段階的に導入し、自動車の設計・製造・廃車処理全体で循環性を強化する。
主な変更点
- 法形式の変更: 2000年の「ELV指令」と2005年の「3R型式認証指令」を廃止・統合し、加盟国に直接適用される「規則(Regulation)」へ一元化
- 適用時期: 2028年9月1日から原則適用。各義務は規定された時期に応じて段階的に導入
規則の目的
項目 内容 資源効率 有価材料の回収・再利用の拡大 環境性能 車両ライフサイクル全体での向上 産業基盤 リサイクル原料の安定供給確保、バージン原料輸入依存の低減 注: 具体的な再生材使用率や輸出規制の詳細は原文抜粋に記載なし。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/20
エレン・マッカーサー財団、ESPR繊維製品の委任法提言。4つの基準案改善求める
エレン・マッカーサー財団が、EU の ESPR(持続可能な製品のためのエコデザイン規則)における繊維製品の委任法について、情報提供義務にとどまらず拘束力のある性能要件を導入すべきだとするホワイトペーパーを発表した。
背景:ESPR とは
- 目的: EU 市場に流通する製品の環境・気候フットプリント改善と、持続可能な製品の統一ルール整備
- 発効: 2024年7月
- 対象基準: 耐久性、修理可能性、リサイクル可能性、再生材含有率、環境・炭素フットプリント
- 最初の規制対象: 電子機器、家具、繊維製品
財団の提言
項目 内容 発表日 2026年7月9日 文書名 "From Information to Market Transformation" 主張 情報提供義務ではなく拘束力のある性能要件を導入すべき 改善を求める基準 4つ(具体的内容は原文に記載なし)
注: 4つの基準案の具体的内容については、原文抜粋に情報が含まれていないため不明。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/19
BMW主導Car2Carプロジェクト、リサイクル可能材の割合を6%から51%へ大幅改善
BMWが主導する「Car2Car」プロジェクトが、使用済み自動車から回収した材料を新車生産に再利用する実証で、リサイクル可能材の割合を従来の6%から51%へと大幅に引き上げることに成功した。産業規模での高品質な材料循環の実現可能性を示した。
プロジェクト概要
項目 内容 実施期間 2023年から3年間 主導 BMWグループ 参加組織 16組織からなるコンソーシアム 対象車両 60車種・計433台 支援 ドイツ政府 主な成果
- リサイクル可能材の割合: 6% → 51% へ改善
- 使用済み自動車(ELV)から回収した材料を新車生産に活用する循環システムを構築
- 産業規模での高品質な材料循環が実現可能であることを実証
※具体的なリサイクル技術や材料の種類、今後の展開計画などの詳細は原文に記載なし
- Circular Economy Hub発表 2026/08/12
PPWR適用開始目前、欧州委がFAQ第2版を公表。製造者・生産者の判定基準などを追加
欧州委員会が2026年8月12日のPPWR一般適用開始を前に、FAQ第2版を公表。製造者・生産者の判定基準など定義規定の解釈を中心に論点を追加し、初版からの変更箇所をすべて明示している。
主な内容
- 公表日: 2026年8月3日
- 文書: 包装・包装廃棄物規則(PPWR)に関するFAQ第2版
- 発行元: 欧州委員会環境総局
項目 内容 更新内容 定義規定の解釈を中心に多数の論点を追加。初版からの変更箇所は「NEW」「UPDATED」で明示 PPWR発効日 2025年2月11日 一般適用開始日 2026年8月12日 経過措置 指令94/62/ECの一部規定(包装最小化に関する本質的要件など)は規則第70条(1)(b)に基づき2029年末まで効力を有する 実務への影響
- 製造者・生産者の判定基準が明確化され、拡大生産者責任の対象範囲が具体化
- 一般適用開始まで残り数日のタイミングでの公表のため、早急な内容確認が必要
- Circular Economy Hub発表 2026/08/05
EU ETS改正案、廃棄物焼却を初めて対象に。完全義務化は2034年、Zero Waste Europeは抜け穴を指摘
EU排出量取引制度(EU ETS)の改正案が2026年7月17日に発表され、自治体規模の廃棄物焼却施設が初めて排出枠購入の義務対象となった。処理能力が1時間当たり3トンを超える非有害廃棄物の焼却・共焼却施設が対象で、EU域内のほぼすべての自治体焼却施設が含まれる見込み。
主な内容
項目 内容 対象施設 処理能力1時間当たり3トン超の非有害廃棄物焼却・共焼却施設 義務化スケジュール 2031年から段階的導入、2034年に完全義務化(排出量100%負担) 当初予定との差 現行ETS指令の想定(2028年開始)より遅延 背景
- これまでEU ETSは発電所、製鉄・セメント等の産業施設、航空・海運事業者を対象としていた
- 自治体運営の廃棄物焼却施設は対象外だった
- 今回の改正で焼却施設も燃やしたCO2への費用負担が義務化される
Zero Waste Europeは抜け穴を指摘しているが、具体的な指摘内容は原文抜粋に含まれていない。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/04
欧州委、DPP登録簿の運用開始。データは自社保持・IDは集約される分散管理
欧州委、DPP登録簿の運用開始。データは自社保持・IDは集約される分散管理
欧州委員会が2026年7月20日、デジタル製品パスポート(DPP)登録簿の運用を開始。企業が実務でDPPを扱えるようテスト環境も同時稼働し、サプライチェーン透明化と規制遵守の実現に向けた重要な節目となった。
DPP登録簿の概要
項目 内容 運用開始日 2026年7月20日 提供機能 本番環境 + テスト環境 法的根拠 エコデザイン規則(ESPR) データ管理方式 分散管理(データは企業が保持、IDのみ登録簿に集約) DPPの目的
- 製品情報の統合管理: 原材料、修理方法、再利用・リサイクル情報をデジタル記録化
- サプライチェーン透明性の向上: 製品ライフサイクル全体の情報を追跡可能に
- 消費者の選択支援: 適切な製品選択を後押し
- 規制遵守の簡素化: EU単一市場全体での遵守を容易化
実務への影響
企業はテスト環境を活用してDPP実装を準備できるようになり、今後の製品情報管理体制の構築が求められる。データは自社で保持しつつ、IDを登録簿に登録する分散管理方式により、情報セキュリティと透明性の両立を図る仕組みとなっている。
- Circular Economy Hub発表 2026/08/04
BASFを含む4社、タイヤの水平リサイクルプロジェクトを開始
欧州で使用済みタイヤを新品タイヤの原料に戻す「水平リサイクル」プロジェクトが始動。イタリアのタイヤ製造大手ピレリが主導し、化学大手BASF(ドイツ)、リサイクル技術のピルム(ドイツ)、化学メーカーのシントス(ポーランド)が参画する。
プロジェクト概要
項目 内容 プロジェクト名 "Tyre-to-tyre" project 主導企業 ピレリ(イタリア) 参画企業 BASF(ドイツ)、ピルム(ドイツ)、シントス(ポーランド) 目的 使用済みタイヤ・廃タイヤ由来の高品質リサイクル材の利用拡大 地域 欧州 実務への影響
- タイヤ製造における循環型サプライチェーン構築の先行事例
- 化学メーカーと製造業の連携による水平リサイクルモデルの実証
- 欧州の持続可能な製品エコデザイン規則への対応事例として参考になる可能性
- Circular Economy Hub発表 2026/08/03
欧州委、森林破壊防止規則の製品範囲やAPI仕様を更新。簡素化進める
欧州委、森林破壊防止規則の製品範囲やAPI仕様を更新。簡素化進める
欧州委員会が、2026年末から段階的に適用されるEU森林破壊防止規則(EUDR)の円滑実施に向け、製品範囲の見直しと情報システムの技術仕様を定める2つの法令を採択した。企業や加盟国当局の法的確実性を高めることが目的。
採択内容
項目 内容 採択日 2026年8月13日 採択法令 2つの法令(製品範囲見直し、情報システム技術仕様) 適用開始 2026年末から段階的 目的 企業・加盟国当局の法的確実性向上 規則の概要
- 対象: EU森林破壊防止規則(EUDR)関連製品
- 主な変更: 製品範囲の見直し、API等の技術仕様の明確化
- 狙い: 規則の簡素化と実務対応の円滑化
注: 記事本文は会員限定のため、詳細な製品範囲の変更内容や技術仕様の具体的な更新項目は不明。
- Circular Economy Hub発表 2026/07/28
欧州委、ポータブル電池取り外し・交換義務に追加免除6カテゴリー。製品安全確保等に配慮
欧州委、ポータブル電池取り外し・交換義務に追加免除6カテゴリー。製品安全確保等に配慮
欧州委員会が2026年7月14日、EU電池規則で定められたポータブル電池の取り外し・交換義務について、適用除外となる製品カテゴリーを6つ追加する委任法を採択した。医療機器やスマートウォッチなど、製品安全確保が必要な分野への配慮が背景にある。
概要
項目 内容 採択日 2026年7月14日 対象法規 EU電池規則 内容 ポータブル電池の取り外し・交換要件の適用除外カテゴリーを追加 追加カテゴリー数 6カテゴリー 主な対象製品 医療機器、スマートウォッチなど 背景
EU電池規則では原則としてポータブル電池の取り外し・交換を義務付けているが、今回の委任法により製品安全確保などの観点から追加の適用除外が認められた。
注: 具体的な6カテゴリーの詳細、適用開始時期、既存の適用除外カテゴリーとの関係については、原文抜粋では不明。
- Circular Economy Hub発表 2026/07/23
高品質な再資源生産を目指すSATOとリサイクル・ナカダイ社が協業。独展示会で何を感じたか?
要約
自動認識技術のサトーと、リサイクル事業のナカダイが、高品質な再生材生産とトレーサビリティ確保を目指して協業を開始。両社は精緻解体とDPP(デジタルプロダクトパスポート)のPoCを実施し、欧州市場への展開を視野に入れている。2026年5月にミュンヘンで開催された環境技術展示会IFATを視察し、循環経済における上流(製造)と下流(リサイクル)の連携モデルを模索した。
協業の背景
- サトー: バーコード・ICタグなどの自動認識技術を提供するメーカー。拡大生産者責任(EPR)の観点から、自社製品(BtoB)の資源循環を模索
- ナカダイ: 約90年の歴史を持つリサイクル企業。廃棄物を「素材」として捉え、高度な資源循環業へ事業を転換
両社は「質の高い資源循環」という共通ビジョンを確認し、協業に至った。
取り組み内容
項目 内容 実施内容 ナカダイの精緻解体※とDPPのPoC(概念実証) 目標市場 欧州(ESPR下でDPPが義務化される製品群を対象) 視察活動 2026年5月、ミュンヘンのIFAT(世界最大級の環境技術展示会)を視察 ※精緻解体の定義: 電気・電子廃棄物リサイクルにおける事前選別・事前解体により、資源価値の高い部品や素材を取り出す工程
循環経済における協業の意義
- 循環経済への移行は単一企業では困難であり、上流(製造)と下流(リサイクル)の連携が不可欠
- EUでは拡大生産者責任が強化され、生産者は製品ライフサイクル全体に責任を持つ必要がある
- サトーはプリンター・ラベル生産者として、ナカダイのリサイクル専門知識を活用し、質の高い再生材生産を目指す
- Circular Economy Hub発表 2026/07/22
家庭ごみの軟質プラスチックから高品質フィルム製造可能。AEPW報告書
家庭ごみの軟質プラスチックから高品質フィルム製造可能。AEPW報告書
廃棄プラスチック問題に取り組むAlliance to End Plastic Waste(AEPW)が、家庭ごみとして排出される軟質プラスチック廃棄物から高品質フィルムを製造できることを実証。年間5万トン規模の高度メカニカルリサイクル(AMR)工場の技術的・経済的評価を示し、EUの2030年再生材含有率35%目標達成に向けた実践的指針を提供した。
プロジェクト概要
項目 内容 報告書名 The Quest for Quality 実施主体 AEPW、CEFLEX(欧州循環型包装コンソーシアム)、Roland Berger(独)、HTP Engineering(オーストリア) 実施期間 2022年〜 評価対象 年間5万トン規模の高度メカニカルリサイクル(AMR)工場 目的 EUの包装・包装廃棄物規則(PPWR)が求める2030年までの再生材含有率35%達成支援 背景と意義
- 軟質プラスチックは世界のプラスチック包装の半分以上を占めるが、循環化が困難な分野
- 高品質フィルム製造の実現可能性を示すことで、軟質プラ包装の循環性向上に道筋
- 価値連鎖全体の連携と政策的支援を通じた商業規模での循環化加速の必要性を強調
- Circular Economy Hub発表 2026/07/08
DOWAエコシステム、使用済みリチウムイオン電池からリチウム・ニッケル・コバルトの一貫回収プロセスを確立
DOWAエコシステムが2026年6月30日、使用済みリチウムイオン電池由来のブラックマスからニッケル・コバルト硫酸塩を回収する新プロセスを開発したと発表。既存の炭酸リチウム回収と合わせ、主要レアメタル3種(リチウム・ニッケル・コバルト)すべての一貫回収が可能になった。
- グループ会社DOWAエレクトロニクスの精製技術と自社のブラックマス回収技術を組み合わせて確立、特許申請中
- 回収したニッケル・コバルト硫酸塩は正極材メーカーへのサンプル供給・性能評価を実施中
規制面の背景:
- 欧州電池規則: コバルト・ニッケル・銅の回収率を2027年末90%→2031年末95%、リチウムは50%→80%に。2031年以降は再生材料の含有義務も
- 国内: 2026年4月施行の改正資源有効利用促進法でモバイルバッテリー等が指定再資源化製品に追加
- Circular Economy Hub発表 2026/07/03
豪SMX、分子マーカーとトークンを連動させたプラ循環プラットフォームを開始。再生材の高い信頼性確保へ
オーストラリアのSMX社が、分子マーカー技術とブロックチェーントークンを組み合わせた再生プラスチック循環プラットフォーム「Circularity-as-a-Service」を発表。再生材の使用実績を検証可能なデジタル資産として記録・取引できる仕組みで、EPR対応やブランド価値向上を支援する。
プラットフォームの主要機能
項目 内容 提供サービス 再生プラ素材の識別・証明・登録・取引・循環実績のトークン化 技術基盤 分子マーカー(素材識別)+ デジタルトークン(実績記録) トークン化対象 検証済みのリサイクル成果 新たな収益機会 循環クレジット創出、成果連動型資金調達 実務上の利点
- EPR対応: 回収・再生成果の証明を支援
- ブランド価値: 「検証済み再生材使用」の信頼性を担保
- 価値可視化: 再生材の市場価値を明確化し、循環経済への移行を促進
背景
- 運営企業: SMX(Security Matters)PLC(NASDAQ上場のデジタル追跡技術企業)
- 発表日: 2026年7月3日
- Circular Economy Hub発表 2026/06/30
欧州リサイクル業界団体ら、EU繊維ラベリング規則の改正を要請。再生繊維やデジタル表示への対応求める
欧州のリサイクル業界団体など5団体が、EU繊維ラベリング規則(TLR)の改正を求める共同声明を2026年6月16日に公表。再生繊維の普及やデジタル化に対応できていない現行制度の見直しを要請した。
改正を求める主な論点
1. 再生繊維に対応した技術ルールの見直し
- 現行の許容差: 単一繊維製品2%、複数繊維製品3%
- 課題: 再生繊維特有のばらつきを反映しておらず、再生材含有量を正確に表示できない
- 要請内容: 再生繊維を含む製品について、より高い許容差を認める改正
2. 繊維ラベルのデジタル化
- 現状の問題点:
- 物理ラベルは多言語対応で大型化・複数ページ化
- 消費者の約70%が大きなラベルを切り取る(Ipsos-GINETEX 2025年調査)
- 表示できる情報量に限界
- 提案: 物理ラベルは必要最小限の情報に絞り、追加情報はデジタルで提供
3. EU加盟国間の表示要件の統一
- 加盟国ごとに言語要件、国内シンボル、ラベル形式が異なり、企業の対応負担が増加
- 域内市場の一体性を保つため、各国ルールの調和が必要
4. 関連制度との役割分担の明確化
制度 役割 TLR 繊維組成など基本情報の表示方法を規定 DPP(デジタル製品パスポート) エコデザインや製品性能に関する広範な情報を扱う 背景
現行TLRは2011年採択以降、繊維市場の変化(再生素材・有機素材・新素材の普及)やEUの新政策(ESPR、DPPなど)に対応できていない。共同声明は包括的拡大ではなく、対象を絞った適時の改正を求めている。
- Circular Economy Hub発表 2026/06/23
エコデザイン規則下のグリーンスチール基準の引き上げを。CBAMやグリーンウォッシュ議論にも影響か。欧州リサイクル業界団体
欧州リサイクル業界、エコデザイン規則下のグリーンスチール基準の厳格化を要求
欧州のリサイクル業界団体が、鉄鋼製品の環境性能を示す「グリーンスチールラベル」について、より厳しい基準設定を求める共同声明を発表。炭素国境調整メカニズム(CBAM)やグリーンウォッシュ対策にも影響する可能性がある。
声明の概要
発表日: 2025年6月15日
発表者: Recycling Europe(欧州リサイクル業界団体)項目 内容 対象制度 持続可能な製品のためのエコデザイン規則(ESPR)下のグリーンスチールラベル 支持する点 欧州委員会共同研究センター(JRC)が提案する算定方法 要求内容 鉄鋼製品の性能区分について、より厳格な基準の設定 影響範囲 CBAM(炭素国境調整メカニズム)、グリーンウォッシュ議論 実務への影響
- 鉄鋼調達: グリーンスチール基準の厳格化により、調達要件が変更される可能性
- 環境表示: 性能区分の見直しにより、製品の環境訴求方法に影響
- 国際貿易: CBAM との連動により、輸入鉄鋼製品の評価基準が変わる可能性
- Circular Economy Hub発表 2026/06/12
ホンダと蘭Circularise、デジタルバッテリーパスポート対応で提携
ホンダの欧州法人が蘭Circulariseと提携し、2027年2月18日から義務化されるEU電池規則のデジタルバッテリーパスポート対応を推進する。
背景:EU電池規則の要件
2027年2月18日以降、EU域内市場に投入される以下の電池にデジタルバッテリーパスポートの付帯が義務化される:
- 軽輸送手段用電池
- EV用電池
- 2kWh超の産業用電池
デジタルバッテリーパスポートは、製造から使用・リユース・リサイクルまでの情報を一元管理する仕組み。
提携の概要
項目 内容 発表日 2026年6月10日 提携企業 Honda Motor Europe(ホンダ欧州法人)、Circularise(オランダ) 目的 デジタルバッテリーパスポートへの対応推進 具体的内容 不明(会員限定記事のため詳細非公開)
注記: 本記事は会員限定記事のため、提携の具体的な実施内容や技術的詳細は確認できない。