国内事例
全国のサーキュラーエコノミー実践事例を、CE専門メディアの公式RSSから自動収集しています。各記事の著作権は出典元に帰属します。
- Circular Economy Hub発表 2026/10/14
食品ロスおよび廃棄物のマネジメントシステム規格「BS ISO 20001」が発行
英国規格協会(BSI)と国際標準化機構(ISO)が、食品ロスおよび廃棄物の防止・最小化に向けた国際マネジメントシステム規格「BS ISO 20001」を2024年9月30日に発行した。農業から外食まで、食品サプライチェーン全体で活用できる規格として位置付けられる。
規格の概要
項目 内容 規格名称 BS ISO 20001 発行日 2024年9月30日 発行機関 英国規格協会(BSI)、国際標準化機構(ISO) 対象範囲 食品サプライチェーン全体 想定される活用主体
- 農業従事者
- 食品メーカー
- 流通事業者
- 小売業者
- 外食事業者
※ 具体的な認証要件、取得手順、費用などの詳細は原文に記載なし(会員限定記事のため抜粋のみ)
- Circular Economy Hub発表 2026/10/06
給食パンの市民販売とフードレスキューに大臣賞。「食品ロス削減推進表彰」受賞者決定
環境省と消費者庁は2026年9月29日、令和8年度「食品ロス削減推進表彰」の受賞者17点を発表した。60件の応募から選ばれ、学校給食の余剰パン販売や即日配送型フードレスキュー、AI活用の廃棄削減など、多様な取組が評価された。
主な受賞者と取組内容
賞 受賞者 取組内容 主な成果 環境大臣賞 福岡市学校給食公社 学級閉鎖等で余った給食パンを市民向けに当日販売(1袋100円) 2021〜2025年度に325回開催、約24.5万個の廃棄を防止 内閣府特命担当大臣賞 NPO法人ジャパンハーベスト 焼きたてパンや冷蔵食品を倉庫を介さず即日回収・即日配送する「フードレスキュー」 生鮮・冷蔵食品の活用を実現、大阪・関西万博とも連携 消費者庁長官賞 食品ロス削減プラットフォーム『WeSupport Family』 企業の余剰食品・防災備蓄品を支援団体経由で家庭へ届ける 2021年12月以降、累計800トン超を再流通 消費者庁長官賞 株式会社ローソン「FOOD GOOD SMILE」 全国約14,000店舗でAIダイナミックプライシングと自動発注を導入 廃棄削減と食支援を同時実現 環境事務次官賞 株式会社ファミリーマート 消費期限迫る中食商品の値下げシールを「涙目シール」に変更 導入1年間で約2,500トン削減 環境事務次官賞 株式会社一の坊 温泉リゾート3施設で注文分だけ調理する「オーダービュッフェ」導入 約36%の食品ロス削減 その他の受賞者
- 消費者庁次長賞: ヨシケイグループ、ロスヘル
- 審査委員会委員長賞: 日本フードバンク連盟、コカ・コーラ ボトラーズジャパン、能美防災、岡山大学
- 審査委員会特別賞: 江戸川学園取手中
- Circular Economy Hub発表 2026/07/10
2024年度の食品ロス量、前年度比3万トン減少。事業系は外食需要回復などで増加
2024年度の国内食品ロス量は約461万トンで、前年度比3万トン減少した。ただし家庭系は約224万トン(前年度比9万トン減)、事業系は約237万トン(同6万トン増)と明暗が分かれた。事業系の増加は外食需要の回復が主因とみられる。
食品ロス量の推移
年度 全体 家庭系 事業系 2012年度 約643万トン 不明 不明 2019年度 約570万トン 不明 不明 2023年度 約464万トン 約233万トン 約231万トン 2024年度 約461万トン 約224万トン 約237万トン 事業系食品ロスの内訳(2024年度)
- 外食産業: 約70万トン(前年度約66万トンから増加)
- 外食需要回復に伴う利用増加が影響
国の削減目標(2030年度)
- 家庭系: 2000年度比で半減(2030年を待たず早期達成を目指す)
- 事業系: 2000年度比で60%削減
削減に寄与した取り組み
- 食品流通における「1/3ルール」の見直し(納品期限の緩和)
- 食品事業者による需要予測・発注管理の高度化
- 消費者の食品ロス削減への意識向上
環境省は食品ロス削減を循環経済・ネットゼロ実現の重要課題と位置づけ、「デコ活」の主要アクションとして「mottECO」導入支援や食品廃棄ゼロエリア創出などを展開している。
- Circular Economy Hub発表 2026/07/07
食品ロスに第三の選択肢を。日本上陸のロス削減アプリToo Good To Go、食の再分配と入口からの適正化へのアプローチ
余剰食品を半額以下で販売できる食品ロス削減アプリToo Good To Go(TGTG)日本法人マーケティング統括へのインタビュー。世界21カ国で累計6億食以上のフードロスを削減してきた同社は2025年にアジア初となる日本進出を果たし、2026年1月に正式ローンチ。登録ユーザーは既に50万人を突破した。
- 食品ロスの現状: 2024年度推計は全体461万トン(事業系237万トン・家庭系224万トン)。事業系は2030年度半減目標を2022年度に達成済みで、新たに60%削減目標を設定
- 日本市場を選んだ理由: グローバル展開の必然性、「もったいない」精神との親和性、産官学のアクション加速の3点
- 訴求の工夫: 「Save(救う)」ではなく「おいしい食事を買う選択」というポジティブな体験として発信。渋谷区との提携など行政連携も推進
- Circular Economy Hub発表 2026/02/25
英サリー大学、食品ロス削減につながる動的DPPを考案。デジタルツインで食品の動きを再現
英サリー大学とキングス・カレッジ・ロンドンが、賞味期限の短い食品・飲料向けに「動的デジタル製品パスポート(D-DPP)」の枠組みを考案。リアルタイムで情報を更新し、農場から小売まで製品の状態を追跡することで、食品ロス削減と安全性向上を目指す。
概要
動的DPP(D-DPP)の特徴
- 対象: 賞味期限の短い食品・飲料
- 機能: リアルタイムで情報を更新し、ライフサイクル全体(農場→工場→輸送→保管→小売)で製品状態を追跡
- 期待効果: 食品ロス削減、安全性向上
研究発表
- 掲載誌: 科学誌『Nature Reviews Clean Technology』
- 研究機関: 英サリー大学、キングス・カレッジ・ロンドン
技術の特徴
従来の静的なデジタル製品パスポートと異なり、デジタルツイン技術を活用して食品の動きを再現。温度・湿度などの環境条件や輸送状況をリアルタイムで反映し、製品の鮮度や品質を動的に管理できる点が特徴。